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『三振書房』が、技術書典16に参加してきました!

はじめまして、Sreake事業部SREと三振書房編集長のsatokenです。
今回スリーシェイクの有志メンバーで初めて技術書典に参加してみました。
イベント参加までと当日の様子をレポートします。

企画から参加まで

もともと、個人でサークルに参加していたので、ぜひ会社でも出たいなと思っていたときに、飲み会で同僚のakabekoさんに相談したところ協力を快諾いただいたので「よし出よう!」となり申し込み準備を進めました。
同人誌とはいえ、本を作るためには原稿を書いてくれる人が必要です。社内で呼びかけたところ多くの人が執筆の意思を示してくれて、最終的に10名に原稿を書いてもらいました。

執筆のツールには、技術書典の公式ツール Review というものもありますが、我々は vivliostyle を使用しました。(副編集長のakabekoさんがメンテナだからです😁)

技術書典への参加にあたり、サークル名を決める必要がありました。
最初はスリーシェイク技術書典部とありきたりなものを考えていましたが、サークル名を募集したところ、会社名のもじりとクレドを表した"三振書房"という天才的なアイディアがあり即採用となりました。

サークル名誕生の瞬間

そして、本を手に取ってもらうにあたりデザインは重要です。
三振書房というサークル名を上手く表してくれるような表紙を作ってもらうべく、デザイナーチームにお願いをしたところ、めちゃくちゃかっこいい表紙デザインを作っていただけました。

デザインチームに関してはこちらの記事もぜひご覧ください!
こうしてサークル名・本の表紙・原稿がイベント1週間前に何とか揃い、ねこのしっぽさんへ入稿が完了して準備が整いました。

電子版はオンラインマーケットで1日早く発売となり、物理本は5月26日のオフラインイベントでの発売を待ちます。
※電子版はこちらから購入可能です

イベント当日

ここからは、三振書房 副編集長のakabekoが当日のブースの様子をお届けします。
まずは設営について。ねこのしっぽさんは技術書典と提携しており、入稿時に指定することで印刷した書籍が会場のブースへ配送されるというのは理解していたのですが、実物を目にするまでは期待と不安が入り混じっていました。
いざ当日朝。サークル通行証で入場しつつドキドキしながらブースに向かうと…ありました!無事に配送されているッッ!!そういうサービスなので当たり前なのかもしれませんが、実際に目にすると素晴らしすぎて感動します。ねこのしっぽさん、ありがとうございました!

準備いただいたブース

感激したことはもう一つあり、技術書典さんも「完全手ぶらセット」を提供してくれました。
設営に役立つ小道具からテーブルクロスまで、ブースのスターターキットとして非常に便利なものが揃っています。ねこのしっぽさん配送と合わせ技で、本当に手ぶらでブースの体裁を整えられるのです。素晴らしすぎる!

三振書房のブース

設営が完了しました!テーブルクロスは当社の持ち出しですが、写真右端のお隣さんは手ぶらセットのものです。いい感じですね。会場でも利用しているサークルをかなり見かけました。

設営の写真に積まれているものを見るとわかりやすいですが、「三振書房 第1号」はかなり大きく分厚いです。A4で本文150ページ越えとなっています。本を積みながら、はじめての出展にしては強気すぎるのでは…?とも思いましたが、「好きなものを楽しんで書く」のが同人の醍醐味。そのため、数は気にせずどれだけ興味を持ってもらえるか?を意識することにしました。
三振書房ブース運用は以下のメンバーが手伝ってくれました。

  • sakai-astさん

  • yugo-ibukiさん

  • shu-kobさん

  • nomadblackyさん

私も入れて最大5名。編集長のsatokenさんも設営道具の提供やご自身のサークルの合間に様子を見に来てくれたりで非常に心強かったです。

本の内容を見せた方が興味を持ってもらえるだろうということで、内容の要約ポスターを刷ったり見本誌の目次を開いて展示するようにしました。この対応と我々の声かけ、見本誌を手に取ってくれた方へshu-kobさんが積極的に内容説明してくれれたためか、想定よりもよいペースで頒布されていきました!

印象深い出来事としては、海外からお越しの方でしょうか。英語による本の質問があってyugo-ibukiさんがスムーズに説明されていました。かなり盛り上がっていたので、どんなことを話したのか聞くのが楽しみです(打ち上げの肴候補)

そして閉会。万雷の拍手で締め、長くも楽しい一日が幕となりました。疲労困憊だったのと翌日が仕事なので打ち上げは見送りましたが、近く必ず開催したいです。
Incubation事業部長の手塚さんが差し入れを持ってきてくれたり、ブースのメンバーそれぞれが購入した同人誌やその技術の話で盛り上がるなど、総じてよい雰囲気で運営できました。関係者のみなさま、本に興味を持ってくれたみなさまに感謝です!

最後に

今回、スリーシェイクとして初めて技術書典に参加してみましたが、とてもよかったと思います。なかなか社会人になってからは味わえないような高校や大学の文化祭みたいでもあり、何よりみんなで1冊の本を作ると手元に残るのが素晴らしいですよね。

引き続きスリーシェイクは、三振書房として次回以降の技術書典も参加していきますので会場で見かけましたら気軽にお声がけください。