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ベンチャーで「突然」広報に任命されてから4年経ってみて

こんにちは!スリーシェイク広報担当の甲田です!
もう6月も終わり、あっという間に夏がきますね!最近は暑い日が続いているので、熱中症にはお気をつけください!

今回は、当社の広報立ち上げを行い、現在はSaaSのプロダクト広報として活躍されている徳山さんにインタビューを実施しました!新米広報が先輩広報にインタビューということで少し緊張していますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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話を聞いている人
・広報担当 甲田

話を聞かれている人
・広報担当 徳山
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突然の広報担当への任命、一人広報の苦悩

甲田:本日はよろしくお願いします!スリーシェイク入社前はどのような経歴だったのでしょうか?

徳山:実は、広報はスリーシェイク入社後が初めてで、前職は広告代理店の企画開発担当をしていました。数年働いた後に、知り合いからスリーシェイクを紹介してもらい入社しました。

甲田:徳山さんは2020年入社ですが、当時はまだ従業員数が少ない時代ですよね。初めから広報として入社されたのでしょうか?

徳山:当時は、20名~30名くらいで、吉田さん(代表)が請求書や契約書を作っていた時代ですね、懐かしい…。初めは広報ではなくプロジェクトのチケット管理やミーティングの進行をしたり、請求書や契約書の作成をしたりと色々なことをしていました。入社から1年経った頃に吉田さんから、会社のフェーズ的にも広報に力を入れたいとのことで、「広報お願いできないかな?」と突然任命されました。

甲田:本当に突然だったのですね…!任命されたときは、どんな心境でしたか?

徳山:「え、広報って何するの?」、「PRって何?」と正直ポカンとしていました。当時、社内に広報経験がある人もいなかったので、吉田さん自身が広報・PR関連の書籍を4~5冊くらい読んで、「大事そうなところにマーカー引いたので見てみてください」と持ってきてくれたんです。そのときに、「あ、ちゃんとやらなきゃ」とスイッチが入りました。

甲田:社内に有識者が0人からの広報スタート…相当大変ですよね。

徳山:会社として一人目の広報で、もう本当に何も分からなかったので、とにかくネットや書籍で調べたり、広報のコミュニティや勉強会で情報交換したりして勉強しました。まずはプレスリリースを打ったり、オープン社内報から始めました。あとは、SNSでメディア関係者にアタックしてみたら、何度かお話の機会をいただいてメディア掲載に繋がりました。

甲田:あらゆる手段を使ってキャッチアップされたのですね。一人広報としてはどのような苦悩がありましたか?

徳山:当時は社内に広報経験者がいなかったので、自分で勉強して考えて提案しても理解されにくい苦労はありました。一緒に進めないことに辛さを感じていました。
一方で、もともとエンジニアを中心に発信するカルチャーが浸透しているので、広報活動に協力的な方が多く、その点では恵まれているとも感じていました。

プロダクト広報として、一緒に走れる喜び

甲田:SaaS開発をしているIncubation事業部でプロダクト広報を担当されていますが、どのような想いで取り組まれているのでしょうか?

徳山:目指すゴールはみんな一緒だと思っています。プロダクトを成功させる、つまり良いモノを作って売上を最大化させることを目標に伴走しています。
私の場合は、事業部の打ち合わせに呼ばれていなくても、積極的に参加するようにしています。積極的に”知る”ことを大事にしています。

甲田:確かに、知りに行くって大事ですよね。そこに何かネタが落ちているかもしれないですし。

徳山:プロダクトが今どのような状況なのかを把握することで、プレスリリースのネタは見つけやすくなると思います。今は、ネタを探さなくても、事業部サイドから「これはプレスリリースのネタになりますか?」と多くの提案をいただいて、私の対応が追いつかないほどです。笑

甲田:プロダクト広報として、約2年半が経過していますが、どんな変化が出ていますか?

徳山:地道に取り組み続けたことで、最近はメディア掲載が増えてきました。私は、セキュリティサービス「Securify(セキュリファイ)」と、クラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」の2つのSaaSのプロダクト広報を担当していますが、同じ施策をしてもまったく反応が違うんですね。サービスの内容やフェーズが違うと、同じSaaSでもこんなに効果が違うんだと実感しています。引き続き施策を繰り返して、それぞれの勝ちパターンを見つけていきたいと思っています。

甲田:やっぱり、やり続けることが大事ですね。
そして、最近はIncubation事業部ではnoteの発信もすごく増えていますよね。徳山さんが事業部一丸となって取り組んでいる影響もあるのかなと感じています。

徳山:これは、Incubation事業部に ”自分の定められた仕事だけに焦点を当てるのではなくて、プロダクトの成功に向けた全体的な視点から何が必要かを考えて、その上で自分の役割として何をすべきか、何ができるかを考えて行動すること” が浸透しているからだと思います。営業やカスタマーサクセス、イベントマーケなど、みんなそれぞれの役割から積極的に発信をしてくれます。本当にありがたいことです。

4年間を振り返って

甲田:スリーシェイクで広報担当になって4年が経ちますが、これまでを振り返ってみてどうでしょうか?

徳山:みんなの熱意やプロダクトの魅力などを発信して伝えていけることが、とても楽しいです。プロダクトやそこに関わっている人たちが好きなので、発信を通じて多くの人に知ってもらえることが嬉しいです!

甲田:すごいわかります!私も今年から広報になって、書くことや発信する楽しさに気付きました。その中で、大事にされていることはありますか?

徳山:スピード感はとても大事にしています。プロダクト側のスピード感がとても速いので、それにあわせて私も迅速に行動するように心掛けています。

甲田:最後に、今後のキャリアやスリーシェイクでの目標があればお聞かせください。

徳山:さらに発信活動を強化して、「セキュリティツールといえばSecurify」、「データ連携ツールといえばReckoner」と想起していただけるようにすることが目標です。

おわりに

突然の広報任命から、スリーシェイクの広報の土台を作ってくれた徳山さん。事業部に深く入りこみ伴走されています。プロダクト広報として活動するには、そういった姿勢がまずは大事なんだと気付いた瞬間でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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