見出し画像

Sreakeインターンで学んだSRE技術とまさかのAIサミット登壇!?

こんにちは!スリーシェイク広報担当の甲田です!

今回は、当社のSRE総合支援事業「Sreake(スリーク)」のインターンに参加している井上さんをメインに、SreakeメンバーのnwiizoさんJohnさんとの対談インタビューを実施しました!(nwiizoさんはリモート参加なのでアイコンで3ショット)

スリーシェイクでは、引き続きSRE学生インターンを募集しております!
SRE学生インターン 特設ページ 

----------------------------
話を聞いている人
・広報担当:甲田

話を聞かれている人
・社員:nwiizoさん、Johnさん
・インターン:井上さん
----------------------------

大学、大学院での学びと研究内容

甲田
本日はよろしくお願いします!
早速ですが、現在井上さんが大学、大学院で学ばれていることや研究内容を簡単に教えてください。

井上
よろしくお願いします!
現在大学院では情報科学を専攻していて、研究室ではエッジ側で動作する機械学習(ESN)のパラメータ最適化に取り組んでいます。一般的な機械学習は、多くのコンピュータリソースを必要としますが、ESNは、IoTや家電等のエッジデバイスでも動作する軽量な機械学習モデルで、パラメータ最適化を通して、モデルの性能向上を目的に研究をしています。
大学では情報系の専攻で、C言語やJava、Pythonでプログラミングを学んでいました。

甲田
大学から情報系を専攻されて、大学院に進まれたんですね。

インターンについて

甲田
当時はどういったきっかけや内容でインターンを探されていたんですか?

井上
正直な話をすると、周りが徐々に就活やインターンを始めた流れで僕も初めました。やりたいこととしては、学生では学べないようなことや新しい技術を学べたらいいなと思って探していました。

甲田
ちなみにnwiizoさんとJohnさんは学生時代インターンはやっていましたか?

John
そうですね、がっつりじゃないけどやっていました。こんなにがっつりやってる人は見たことないですよ。

nwiizo
自分もやっていましたよ!

甲田
お二人もインターンやられていたんですね!私は何もしていませんでした笑
井上さんは他社のインターンにも参加される中で、どういう理由でSreakeのインターンに興味を持っていただいたんですか?

井上
まずスリーシェイクを知ったきっかけですが、私がインフラやKubernetesに興味があることを知っている友人から「こういう技術を扱ってる会社の短期インターンが出てるよ」と教えてくれたんです。
当時私はオンプレを触っていたんですけど、スリーシェイクではKubernetesやAWSなどに触れると知って、「まじか」と。学生なので個人で触るのは難しいですし、コンテナ技術に触れるインターンはなかなかないので、やるしかないと思いましたね。

甲田
まさかのご友人きっかけだったんですね!確かにコンテナ技術に触れるインターンは少なそうですね。

井上
少ないと思います。当時探していた時も本当にごく一部の大手企業だと触れるかな…くらいで、堂々とコンテナ技術を扱えるよって書いているインターンはなかなかないんじゃないかなと。

Sreakeで学んだこと

甲田
実際にSreakeのインターンに参加されてどうでしたか?実際の業務内容も教えてください!

井上
まず、フルリモートOKなので場所問わず参加できるのが大きかったです!
短期インターンに入る前に事前学習期間があったのでクラウド初心者でも安心でした。2週間のインターンでは、クラウドネイティブな課題を一つもらい、その仕組みや動作について他の学生と共同で記事を書いて発表しました。

甲田
初めて触る技術についていけなかったら…と不安に思う方がいるかもしれませんが、事前学習があるので安心ですね。

井上
はい、メンターの方がサポートに入りながら一緒に進められるので困ることはなかったです。長期インターンでは、興味のある領域とやりたいことを相談してスタートして、僕の場合はLLM(ChatGPT)を用いたアプリケーション開発がメインでした。記事も書いていましたが、この時は開発が多かったですね。全体を通して、Python、Go、Docker、 LLM、サーバサイド&インフラサイド、 K8s、 クラウドネイティブ系技術、SREに関する技術について学べました。

甲田
本人の興味に沿って決められるのはいいですね!ここは特に良かったというポイントはありますか?

井上
僕が考えるメリットとして、学生だと個人で学ぶ機会がないクラウド・クラウドネイティブな技術を身に付けられるのが良かったです。
また、就活のES等で記事執筆経験やインターンの参加経験を求められることが多いので、インターンを通して実績を残せるのも強いなと。サポートしてくれるメンターの方が、登壇や出版を経験されていたり、とにかく技術スタックが強いのでめちゃくちゃ勉強になります。

〈執筆記事〉
[3-shake 秋季インターンブログ] Config Connectorの検証
社内チャットツールでGemini Proが使えるようになった話
ChatGPT × Slack = ChatOpsを実現する「h1-slack-bot」の紹介
Kubernetes の運用効率化を ChatGPT-4 で実現する 障害対応編

甲田
すごい…がっつり書かれていますし、執筆した記事が後の財産になるのはとてもいいですね。

そういえば、Google主催のGenerative AI Summit Osaka ’23で発表をされたとか…!

Generative AI Summit Osaka ’23

nwiizo
インターンだけど登壇してますからね…井上さんの技術知識の高さやこれまでのアウトプットの結果だなと思います。

井上
今回登壇させていただいて本当に貴重な経験になりました。正直自分が作ったものを研究以外で発表できる機会があるとは思ってなくて、しかも僕がやりたい内容で発表させていただけて。

nwiizo
いや、本当にすごいですよ。Google Cloud Platformの中でも大きいイベントで関西圏だと一番大きいんじゃないですかね。

井上
あ…そんなすごいんですね…(今規模の大きさを知る)

甲田
なかなか大規模だったようです笑
ちなみにどういう経緯で井上さんに白羽の矢が立ったんですか?

井上
いつも通り定例ミーティングに入っていたら吉田さん(代表)も入られて、唐突に(今回のイベントについて)「発表してみない?」という一言から始まりました笑
発表するのは好きですし、自分のためにもなるならぜひやってみたいなと!チャレンジ精神もありました。

甲田
さすが吉田さん笑
でも、滅多にない機会だと思うので良い経験ですね!発表の準備期間にはどれくらい使ったんですか?

井上
1ヶ月は使いました。色々調べたり、形にするためにアプリケーションを作りこんだり。メンターのnwiizoさんが、成果物のレビューや方向性の確認など適宜サポートに入ってくれていたので準備万端で臨めました。

甲田
常にコミュニケーションを取りながら進めていたんですね。実際当日に発表してみての感想はどうでしたか?

井上
それがですね、10~20人規模を想像して会場に入ったら100人以上は入る規模でびっくりしました。並べられた椅子の数を見て、「あ、やばい」と笑
準備期間は大変なこともありましたけど、本当に良い経験をさせていただきました!
あとは控え室にいる時に、当日発表されたGemini Proを対応させたりしましたね。

甲田
本当にすごいですね…もうインターンという域を超えている気がします笑

それぞれが考えるSREについて

甲田
ちなみに、SREについては元々知っていたんですか?

井上
最初は全然知らなかったです、正直インフラエンジニアとしか思っていなかったんですよね。当時は周りでも知ってる人はいなかったですね。むしろ僕から周りにSREを広めました!

甲田
素晴らしい!
SreakeでSRE業務を経験してみて、井上さんが考えるSREって何ですか?

井上
僕の考えというよりは学んだことになりますが、最初はSREってSLOとSLAを設定してKubernetesを使ってアプリケーション動かして、メトリクスを監視してサービスの信頼性を上げるって思ってたんですよね。つまりテンプレ通りの解釈というか。
でも、やってみて思ったのはSREってそれだけじゃなくて、細かいところで色々なアプローチがあるなって。直近でやっているものだと、LLMを開発、運用、障害対応で利用するためのツール作成、CI/CDの構築、SREを定着させるツール等、とにかく色々あるんですよね。なんだろう、エンジニアリングを美しくやるというのが僕の中でのSREですね。あー綺麗だなぁって思います。

甲田
美しい…良い表現ですね。Toilをなくして開発をシンプルにする、まさに美しいという表現が合っているかもしれません。

ちなみに、nwiizoさんとJohnさんが考えるSREは何ですか?

nwiizo
含意が広いですがSREというのは組織が信頼性を制御するための技術であると考えます。また正直、学生時代にインターンとしてSREの関連技術を学べるのは羨ましいと思います。インフラ側とアプリケーション側それぞれの知見を学んで、ミドルウェアやアプリケーション、コンテナ技術にも触れられるので。

John
アプリケーションを自分で作ってて、「あ、これもっと楽にしたいな、簡単にできないかな」とか他の人が困っているのをなんとか助けたいなって思う時にSREの知識が必要になると思うんですよね。それを少しずつ解決して、さらにこれも良くしたいなを繰り返してくのがSREなのかなって。

nwiizo
システムの裏にある仕組みを知りたい人は多分SREやインフラエンジニアって向いているかなと。ただ、SREからキャリアを始めるのは難しいので、バックエンドエンジニアやインフラエンジニアからキャリアをスタートさせてもいいのかなと思います。結局経験がないと対応できない局面がどうしてもあるので、それぞれの経験を付けるのがいいと思うんですよね。

甲田
確かに、バックエンドとインフラそれぞれを経験した上でSREエンジニアとして活躍されている方が多いですよね。

井上さんから見たメンバーの印象

甲田
さて、インタビューも終盤にさしかかってきました。井上さんから見てSreakeメンバーはどう映っていましたか?

井上
もう情報量と知識量がすごいです。nwiizoさんとハドルミーティングをすることが多いんですけど、毎回知らない情報が溢れてきて。話せば話すほど勉強になることが本当に多くて楽しくて。
これはスリーシェイクの皆さん全体ですけど、人当たりが良い方が多いですよね。教えてくれる時も雰囲気がいいので聞きやすいですし、Sreakeの懇親会にも参加させていただいて、皆さん優しくて居心地が良かったです。

甲田
スリーシェイクのいちメンバーとしてそう思っていただけて嬉しいです。
Sreakeメンバーは本当に勉強家な方が多い印象で、SREの輪読会をやられていたりアウトプットに積極的ですごいなぁと思っています。

それでは、最後にこの記事を見ている学生さんにメッセージをお願いします!

井上
ITエンジニアとしてキャリアを形成していくのに必須な技術や知見を間違いなく得られると思っています。あと学生では多分得られない技術や知識を得られます。Kubernetesなどのコンテナ技術ももちろんですが、僕の場合はChat GPTが流行り始めたタイミングで、Chat GPTを使って障害対応をしてみようということで最先端の技術にも触らせていただいたんです。
ここでしか得られない技術や知見がかなりあって、実は既に2人後輩を誘ってSreakeでインターンしています笑

おわりに

今回のインタビューを通して、井上さんが純粋に技術を楽しんでいるのがとても伝わってきました。また、実際に業務内容をお聞きして、今後に活かせる経験や財産がたくさんあり、ぜひたくさんの方にSreakeインターンに参加いただきたいなと改めて思いました。

SRE総合支援をしている「Sreake(スリーク)」の今後の発展にもぜひご注目ください!
そして、SREやインフラなどの技術にご興味をお持ちの方はぜひ当社インターンにご参加ください!
SRE学生インターン 特設ページ 

最後まで読んでいただきありがとうございました。