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【成功の鍵は事前準備!】ライティング初心者のインタビュー記事のまとめかた(前編)

皆さん、こんにちは!スリーシェイク広報担当の徳山です。
私は、スリーシェイクに入社して2年目に、突然、広報担当に任命されました。
それまで、ライティングやインタビューの経験がまったくなかった私は、インタビュー記事を作成する過程で多くの試行錯誤を繰り返してきました。
今回は、その過程で得た知見や気づきについてまとめてみようと思います。

この記事が、これからインタビュー記事の作成に取り組む広報担当者やライティング初心者の皆さんにとって、少しでも役立つ情報となれば幸いです。

他にも効果的な方法やアドバイスがあれば、コメントなどでぜひ教えていただけると嬉しいです!



事前準備

これまで、記事を書き進めていく中で、スムーズにまとめられる記事と、そうではない記事がありました。
また、スムーズにまとめられた記事ほど、PV数や「いいね」の数を多く獲得できていました。

この差について考えたとき、スムーズに書けない記事の多くは事前準備が不足していることが原因であることに気づきました。
インタビュー記事では「準備が8割」とよく言われますが、何本かの記事を仕上げる過程でその重要性を痛感しました。
以下に、私が重視している事前準備のポイントをまとめます。

目的を定める

まずはインタビュー記事の目的について、以下の要素をあらかじめ大まかに定めるようにしています。

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〈ターゲット〉
誰の何のための記事か
その人(誰)が記事に求めているであろうことはなにか

〈テーマ〉

この記事を通じて伝えたい論点(主要なメッセージ)はなにか

〈期待される反応〉
読後の心情や行動の変化はどのようなものが望ましいか
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関連情報の収集

インタビューを行うにあたって、対象者の背景知識や関連する話題についての情報を集めます。
オンラインでのリサーチ、過去記事の閲覧、専門用語の理解などを行っています。

第三者の意見を求める

インタビュー対象者だけではなく、その人物や事象に関わる第三者からの意見や情報も収集することで、より多角的な視点からの情報を得ることができます。
これにより、インタビュー時に新たな視点から質問を加えることもできるため、記事の内容が一層充実します。

インタビュー対象者との事前打ち合わせ

当たり前のように思えますが、非常に重要なプロセスだと考えています。
インタビュー対象者との事前打ち合わせを通じて、話題になる内容の詳細や、話すべきポイント、触れないトピックなどを確認します。
これにより、インタビュー時の質問内容を具体的に練り上げることができます。

このように記事の目的を定め、事前に関連する情報収集をして深く理解していくと、どのような記事に仕上げようかと様々なアイデアが浮かんできます。
また、記事の方向性やテーマがより明確になり、インタビューや記事作成がよりスムーズに進むと私は感じています。

インタビューの実施

インタビュー中は、ゴール(定めた目的)を念頭に置きながら進めます。
一方で、質問項目から話がそれても、それに囚われずに会話の流れに任せるようにしています。
頭の中で記事の構成をイメージしながら、必要な情報が得られていれば十分だと考えているためです。

また、インタビュイーの回答を理解できなかった場合は、自分の言葉に置き換えて「〜ということでしょうか?」と確認を取り、回答の意図をできるだけ正確に把握するように努めています。

人見知りの私は、インタビュー当日はとても緊張しますが、貴重なお話を聞けることや会話自体を楽しむように心掛けています。

記事の作成

私の場合は、まずインタビューの音声データを1〜2回聞きます。
その音声を聞きながら、適当に小タイトルを決めていきます。
次に、文字起こしデータを小タイトルに沿って分割していきます。
添付のようなイメージです。

分割したデータをもとに、小タイトルごとに内容をまとめて記事を作成していきます。
全体が形になった後で、小タイトルの見直しを行い、最終的な記事のタイトルを決定します。

記事の草稿が一通り完成したら、必ず音読をして違和感や滑らかでない部分、誤字脱字がないかも確認していきます。
1日から2日間ほど記事を寝かせた後に再読すると、違和感を発見しやすくなります。

また、記事作成において、最終的に最も重要視しているのは「届けたい人に伝わる文章になっているかどうか」です。

以上が、私のインタビュー記事のまとめかたです。
後編では、具体的な手順やタスクに落とし込んだチェックリストをご紹介します。

▼後編はこちら

おわりに

スリーシェイクnoteでは、様々なインタビュー記事を公開しています。
ご興味がある記事がありましたら、ぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。