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【自己評価はD判定!?】こだわりなしのストレスフリー育児とは~スタートアップマネージャーママの奮闘記~

このnoteをクリックしてくださった皆さん、ありがとうございます。
こんにちは。スリーシェイクのincubation事業部でSecurifyというセキュリティSaaS、Securifyのbizチームでマネージャーをしている林愛子と言います。
自分なんかが発信する側になるなんて、おそれ多いというか、私の話なんて誰の得にもならんやろうと思っていた私ですが、スタートアップ企業で育児をしながらマネージャーとしてどう奮闘しているかを発信していこうと思い、今日こうして筆をとりました。


noteを書いてみようと思ったきっかけ

きっかけは、昨日、別の企画でSecureNaviほったさんにインタビューをさせていただいたことです。(ほったさんについては、そのお人柄にメロメロの骨抜きにされてしまったのですが、それはまた詳しく別noteで出しますね)昨日のエピソードの中でほったさんが20代の頃から社会貢献をしたい、社会のためになりたい、とお考えになっているお話をお聞かせいただきました。
日々煩悩や欲望のままに生きてきた私なので、こうして対面しているとほったさんを汚してしまうのではないかと心配になりましたが、無事にインタビューが終わり帰宅準備をしていた時に、一緒に参加していた弊社広報の徳山さんと、ほったさんの素晴らしさについて語っていました。

ひょんな話題から"愛子さんもスタートアップのビジネス職のマネージャーでありママであるコンテンツでnote書いてみたらどうですか?"と提案をもらいました。"いやいや、私の話なんて"と逃げようとしましたが、徳山さんは''きっと、愛子さんの考えていることや、愛子さんの日々思っていることって、誰かのためになると思いますよ!"とその美しく吸い込まれそうな瞳の眼差しと"誰かのためになる"というワードに心がぴくりと動きました。そうか、ほったさんのように素晴らしい志のない欲に塗れた私でも、誰かのためになれるのか、少しは誰かにいい影響を与えられるのかな、と思いこうして筆をとりました。

自己紹介

前段が大変Long Longになってしまいましたが、ここで私の簡単な自己紹介を。

1988年生まれ。岐阜県出身。乙女座A型。
新卒ではリクルートの代理店で求人メディアの営業に3年従事し、
その後ITベンチャー、スタートアップを3社経験し今に至ります。
スリ―シェイクの入社と同時に妊娠が発覚。産休後Securifybizチームのマネージャーとなりました。結婚は2回目で今回の結婚で子供に恵まれ現在2歳のお調子モノの女の子を育てています。スリ―シェイクではSecurifyのビジネスチームのマネージャーとして、マーケからインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの領域を担当しています。自分自身も商談を担当しています。
夫は、同じようにベンチャー、スタートアップで働く2つ上のイケメンで、
話している声が全く聞こえない程声が小さく、私とは真逆な性格です。できれば外には出たからず家にいたいタイプ。得意なことは掃除、効率化。という最高で最強なパートナー。


私の育児・家事クオリティ

さて、今回テーマにするのはそんな私の育児と仕事との両立についてです。よく、"愛子さんは、育児と仕事を両立していてすごいね"とお褒めの言葉をいただきます。みなさん、ありがとうございます。しかし、実は私、一切、両立できているとは思っていません。
しかし、振り返るとここが味噌なんだろうなと思ってます。
もしも私の育児家事に一般的なママという概念の中で評価をくだすならばD判定でしょう。

元々掃除や片付けができない性格も相まって、部屋はぐちゃぐちゃ、子供や夫のTシャツはシワシワ、料理をした後のキッチンは開けっ放し、作りっぱなし。そこら中に飛び散る調味料。そんな感じでとんでもないクオリティを家庭内では爆発させています。

それでも、私はそのD評価レベルの育児、家事のアウトプットが自分自身でも滑稽ですが面白く、毎日おっちょこちょいでプチパニックな私自身に愛しさまで感じています。
そんな私が皆さんにおすすめしたい考え方をお伝えします。
ちょっと行き過ぎたところもありますが少しでもご参考になればと思います。

ポイント①:育児、家事は、ほどほど、テキトー、こだわらない。


元々、片付けや掃除が苦手な性格でしたので、できない自分にそもそも一切期待していませんでした。なので、汚い部屋、片付いていない部屋でもまぁいいか、と思いますし、お皿洗いなど何度挑戦しても泡が残っている状態だったりするわけで、お皿洗いや水回り作業は全て夫へ依頼しています。とにかくできないことは諦めて自分ではやらない。お願いする、これに尽きます。その代わり自分がバリューを発揮できるところで恩返しすればいいのです。

育児については、子供の離乳食や、食材などこだわる素晴らしいママがこの世の中には多いと思いますが、私はまたこれもテキトー。
栄養が取れればOK。最悪な場合、娘がご飯を拒否すれば、栄養なくても白米ふりかけご飯だけでOK。りんごだけでもOKな日もあります。とにかく、自分自身に課しているOKラインがめちゃくちゃ低いのです。

寝かしつけだってそう、23時になっても寝たくない!遊びたい!と一生懸命レゴを組み立てる娘。ドレスを着たいと保育園に甚平を着ていく娘。紙じゃなくて手にお絵かきをしたいと体中をクレヨンだらけにする娘。ご飯まずいからいらないとお皿をひっくり返す娘。たまに腹が立つこともありますが、基本全部OK。もちろん、本来こうした方がいいんじゃない?とこちらの意見は伝えますが、親のこうあるべきを押し付けるとお互いに疲れてしまうので、「人を傷つけなければ」とか、「ものを大切にすれば」とか、最低ルールを設けてあとは全部OKにしています。その代わり自分で選んだ選択肢には自分で責任をとってもらいまけどね。うふふ。

夫と私の食事についても同じです。野菜を切る時間さえ最近は惜しくなってきて、野菜切ってる時間があれば私は娘とおままごとをしたい。スーパーに行く時間があるなら娘と全力で滑り台をすべりたい。というわけで、パルシステムのミールキットで、あとは煮るだけ、焼くだけの状態のセットを購入しています。決してパルシステムのまわしものではありませんが、パルシステムおいしいですし、毎週頼んだものが届く喜びが病みつきになっています。


当初は、こんなにも適当な自分でいいのだろうか、こんな私が母だと言っていいのだろうか、と自問自答することもありました。最近では、こうあるべきとか、こうしたいって結局自分のエゴでしかないのだと私は思っています。辞めることは潔く辞めて子どもと対面している瞬間瞬間いつも笑顔なママでいたいのです。ママにもなれば誰も機嫌をとってくれない。自分の機嫌は自分でとる。ストレスになりそうな部分は取り除いて「あるべき論」は全部捨てちゃいましょう。


ポイント②:免罪符で少しくらい負担が大きくてもパートナーを許せる環境設定を。


2つ目にこれは我ながらいい仕組みだなと思うのですが、私は週に1回、多い時には2回、会食や飲み会に出かけます。元々大酒飲みの酒ダルマだったこともあり、私にとってアルコールは欠かせないアイテムです。

また、自分にとって元気を創出するポイントとして友人や大切な仲間との時間。なので、ここを削るわけにはいきません。ここがないと、元気が出ないので全力滑り台、全力おままごとができないわけなのです。

よく人からは「その時間旦那さんが子供を見てるの?」と驚かれますが、それはそうに決まっているだろう。驚かれることに私が驚いています。ママだって酒を飲む時代です。娘も「ママは今日友だちと新宿でご飯だからパパと寝るんだ♪」と理解してくるようにもなりました。私がいない金曜なんかは二人で外食することがパパと娘のラブラブデート時間になっているようです。

この飲み会があることで私が元気になること以外、実はもう一つの効果があります。それは、パパの方が睡眠時間が長い、私の方が普段育児に割いている工数が多い、など人類共通夫婦間の揉め事のあるあるテーマに対して何もネガティブな感情を抱かなくなることです。

Xのタイムラインには「うちの旦那は子供が泣いているのにぐーすか寝てる」「子供の体調不良で呼ばれた時になんで母親ばかりが仕事を早退しなくてはならないのか」「子供がママがいいー!と泣いて自分ばかりが子供の相手をしなくてはならない。」ママたちの悲痛なつぶやきが並びます。ここで効くのがそう、無理やり作る自分の時間と免罪符。

もちろん私も同じようなシーンは多々あるのですが、「先週夜のワンオペ2回お願いしちゃったからな。」「今夜会食で帰るの遅くなるから朝くらいはパパにゆっくり寝てもらおう。」「来週保育園のお迎え変わってもらうことが多いから1日まるっとパパには一人時間を作ってもらおう」などと、与えてもらう飲み会タイムの時間の免罪符として、自分に負荷がかかる瞬間もこれで許してもらおう、とポジティブに受け入れることができるのです。

もちろん、私にとってはそれがお酒の時間ではありますが、一人で映画に行く、マッサージに行く、買い物に行く、なんでもいいと思うんですよね。
自分への負荷を許せるくらい自分を解放する時間を先に設定してみてください。

まとめ


一番大事なのは「こうあるべき」という呪縛から離れること。子供を産んだだけで、元気に育てているだけでもう100点なんですよ。自分自身への期待を捨てて、テキトー育児でご機嫌で過ごしましょう。

そして、母親とはこの世に子どもが爆誕した瞬間から、やっぱり子供が好きなのはママなんですよね。だって10カ月も同じ体として過ごしてきたわけですから。なので、どんなにイクメンとやらが騒がれたって、協力的なパートナーがいたって絶対に女性の方が負担は大きいのです。だからこそ、自分を解放する時間、自分のスキなことをやる時間、自分を主役にする時間、いっぱいつくりましょう。それをやってもまだ足りないくらいです。自分のことも大切にしていきましょう。そして読んでいる男性がいるならば、ぜひ、子供を連れてパパと子供だけで出かけてください。ママのスキなことやる時間、たくさん作ってくださいね。


それでは次は、社内編の記事を書こうと思います!


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