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【ド素人マーケ奮闘記】導入事例「書けない!進まない!」を乗り越えて、インタビューって何を聞けばいいの?

本記事では「ぜいじゃくせい?まーけ?はて…??」な状態から、世界に羽ばたくセキュリティツールSecurify(セキュリファイ)のマーケ担当になった私のアレコレを綴っています。

▼この記事を読んで欲しい人▼

  • 文章を書くことに課題感を持っている人

  • 効率的にインタビューを行いたい人


導入事例の重要性

導入事例とは、特定の製品やサービスを導入し、それをどのように活用してどのような成果を得たかを紹介するコンテンツのことです。

そらそうです。

そんなこと知ってるわという人も多いでしょう。

我々の扱っているセキュリティサービスとういカテゴリは少し複雑で、
導入によって何が叶えられるの?
どんな規模感の企業が使っているの?
どのようなリスクまでカバーできるの?
などなど、企業によって求められるニーズはバラバラです。

それらの問いに答えられるのが導入事例コンテンツだと思っています。

ド素人マーケの私ではありますが、前職で求人広告を扱っていたため、
「インタビューして文字に起こす」という行為は経験がありました。
ただ、広告と記事は文量がスゲエ違う。
どうしよう。

事前準備

見切り発車してしまうと、あ!これ確認し忘れてた!など、
双方の時間を奪ってしまうことになります。ので、履歴を残しておくべく
事前にインタビュー先の担当者の方へアンケート回答をお願いしています。

回答は一言でも、飛ばしてあっても構いません。
これをもとに当日、エピソードを深掘りしていきます。

インタビューの流れ

インタビューはオンラインで行うことが多いです。

アンケートと同じ内容でも口に出していくうちに忘れていた話が出てくることもあるので、改めて確認していきます。ここでは、文章になることを意識せず、本音で、ざっくばらんに話していただくことをお願いしています。

仮説やオープンクエスチョンを交互に行うなど気をつけたりはしていますが
テンション高めに、明るく、あなたに興味があるんです!を全面に。心を開いて「実はここ困ったんだよね〜」なんてマイナス意見まで話してもらえるよう心がけています。

時間は40分〜50分ほど。

  1. 本日の趣旨説明

  2. 掲載イメージを持っていただくための事例ページ紹介
    →このような写真が用意できるかの確認

  3. インタビュー
    →この時に手元で音声録音+予備として画面録画
    →伝えたいことのメモを手元に残しておくと後々構成を考える時に便利

  4. いつまでに文章を戻すというスケジュール確認

写真は別途、ご用意いただくか、ない場合は撮影に伺うこともあります。

記事作成

ここから、録音した音声と生成AIを駆使して文章を作っていきます。

録音ツールで文字起こしをしたものは完璧ではなく一部おかしな日本語になるため、AIに綺麗な文章に直してもらいます。

下記はSecurifyの導入事例を作成するにあたり、音声データを文字起こししたものです。綺麗な文章になるように整えてください。
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こう打ち込んだ後に文字起こしの文章を貼り付けると、いい感じにしてくれます。VIVA AI。

(構成を見越してアンケートを作成しているため)基本的にはアンケート内容と同じ順番で話を組み立てていきますが、強調したい部分は色をつけたり太字にしたりして差をつけます。

文章量はインタビュー内容によりますが直近のものは約4,500文字でした。

写真について

前職で意識していたことですが、写真は一番に目に飛び込む情報です。

メリコの法則をご存知でしょうか。
写真に特化した話ではないのですが、売れるパッケージデザインでよく言われるもので、(メ)目立つことによって、(リ)理解され、それが(コ)好意につながるという法則です。

企業ルールや個人的に恥ずかしい…などなどで顔出しNGの企業様もいらっしゃいますが、なるべく雰囲気が伝わる写真を心がけています。

可能であれば企業ロゴの前
とにかく明るく!自然な彩度!
複数人でもOK
笑顔^^

こちらを意識して掲載してきました。トップバナーだけでなく、記事の中も文章だけがバーっと並んでいるとなかなか読む気が起きない漫画大好き活字苦手症の私…なので文章の中にも2〜3枚写真を盛り込んでおります。

前後には製品に関するCVボタンを設置したり、
複雑な内容の場合は図解を入れたりしてもわかりやすいと思います。

最後に

出来上がった文章をお客様に確認いただき掲載となります。

それがこちら!
パッと見で明るい雰囲気が伝わる気がします。

私はお客様と顔を合わせ話を聞くことにより、より製品が好きになります。
時に厳しいご意見をいただくこともありますが、自社開発ならでは、改善できる点は5倍速で動けるということも我々の自慢です。

Securifyを導入した皆様の声をぜひご覧ください。
https://www.securify.jp/case/