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ベンチャーの経理としての心がけとは?「どんとこい!」の姿勢で攻めの経理

こんにちは!スリーシェイク広報担当の甲田です!

今回は、経理チームの二人にスリーシェイクの経理業務についてインタビューを実施しました!普段どのように会社を支えてくれているのか、経理としてどのような苦悩があるのかお話を聞いてきました。

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話を聞いている人
・広報担当 甲田

話を聞かれている人
・コーポレート本部 経理チーム 岩﨑
・コーポレート本部 経理チーム 中山
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これまでの経歴とスリーシェイクへの入社の決め手

経理チーム 岩﨑さん

甲田:本日はよろしくお願いします!まずは岩﨑さんから経歴についてお聞かせください。

岩﨑:学生時代は税理士を目指して経理の勉強をしていたのですが、海外に興味が出て4年ほど海外に留学していました。帰国後に今後のキャリアを考えた結果、経理の仕事を選びました。

甲田:税理士を目指されていたのですね!どのようなきっかけで転職を考えたのでしょうか?

岩﨑:前職では、子会社でほぼ全ての経理業務を一人で担当していたので裁量が大きくて楽しかったんですよね。ただ、途中で親会社に合併することになり、各社の経理担当が集結したので自分がやれる幅が減り、転職を考えました。

甲田:そういう背景があったのですね。スリーシェイクへの入社の決め手は何だったのでしょうか?

岩﨑:開示業務、IPO準備などは前職でもやっていたのですが、他の業務に比べて知識や経験が少なかったのでもっと経験したいと思ったんですよね。それができるのも魅力でした。あとは、他社選考も受けていたのですが、話していると中には「ちょっと合わないかも?」という感覚があるじゃないですか。スリーシェイクの選考では5人とお話したのですが、1人もそれがなくて会社の雰囲気もよかったので決めました!

甲田:人が決め手になる方がやっぱり多いですね!次は中山さんお願いします!

中山:大学時代に会計や簿記の勉強をしていたこともあり、新卒入社した会社で経理に配属されたのですが、レガシーな会社なのと実際はほぼ経理の仕事はしていなくて…自分のキャリアを考えた時にこのままじゃまずいと思い、2年後に転職をしたのがスリーシェイクです。入社の決め手は、面接を通して、決算業務にも携われそうだったことや会社として業務効率化のような変化に抵抗がないこと、最終的には吉田さんの人柄に惹かれて入社を決めました。

ベンチャーで経理に挑戦!スリーシェイクでの経理業務とは

経理チーム 中山さん

甲田:ここからは普段の業務についてお聞かせください。

岩﨑:現在経理チームは私と中山さんの2名体制で、事業部ごとに担当を分けています。基本的には、二人とも下記業務がメインです。

・月次、年次の決算書作成
・仕訳計上(支払申請、経費精算、クレカ決算等)
・申請関係の確認、承認
・税金計算、納付
・給与計上
・振込処理
・入金消込
・インボイス対応
・労働保険料処理 など

その他だと、経理フローの改善や社内勉強会の実施、経理に関する問い合わせ対応などがあります。イレギュラー時の稟議申請方法や経理の処理方法などに関する相談は多くあります。

中山:その他だと、僕はIPO準備の一環として内部統制の構築をしています。IPOに向けてこれから色々業務が増えてくるのかなと思います。

甲田:ちなみにスリーシェイクならではの業務の特徴はありますか?

岩﨑:この規模感で4事業もあるじゃないですか、最初びっくりしました(笑)

中山:SI事業、SaaS事業×2、人材事業それぞれビジネスモデルも全然違うので、経理だと会計処理が変わるんですよね。それ故の大変さもあるのですが、一つの会社で異なる事業の会計処理経験を積めるのはいい経験になっています。

会社の成長に伴う、大変さとやりがい

甲田:入社から2~3年が経っていると思いますが、大変さではどんなことがありますか?

岩﨑:そうですね、以前の話ですが、経理から各事業部に「こういうフローでお願いします!」とアナウンスをしたんです。ただ、事業部サイドはお客様から「こういうフローで対応してほしい」という相談がきて「多分大丈夫ですよ!」と。経理への相談なく決まったことが事後報告として飛んでくることが多々ありました(笑)

中山:一時期は大変でしたね(笑)でも今は皆さん事前に相談してくれるようになりました。ベンチャーではスピード感が大事なので、フェーズによってはこういうことも起きるよなって今は思います。

甲田:”フェーズ”というワードが出ましたが、フェーズの変化で経理業務も変化はありましたか?この2~3年でスリーシェイクもさらに成長し、状況も変わっていますよね。

中山:いやー変わりましたよ。とくにフローですかね、僕が入社したときはあまりルールもなかったので、五月雨に色々なことを対応するというか。例えば、請求処理の社内ルールがなかったので、都度飛んでくる依頼に対応していたんですよね。でも、フローを確立してからはミスも出ないですし、仕事がしやすくなりました。

岩﨑:あとは、今までは各事業部それぞれのやり方で対応しているものがありましたが、経理観点だとここをこうしなきゃいけないという話を行い、認識統一ができてきました。

甲田:整っていないことが多いので、その中で対応する大変さと整える大変さの両方がありますよね。やりがいではどんなことがありますか?

中山:先ほどと重複しますが、やはり一つの会社で4事業の会計処理に携われることですね。

甲田:確かに、複数事業の会計処理に携わることで、その分知識と経験もつくので大きいですよね。岩﨑さんはどうですか?

岩﨑:同じ日がないことです!スリーシェイクはベンチャーでスピード感もあるので、新しい取り組みが始まったり、まだ整っていない部分もあるのでイレギュラーなことが起きたり。それに応じて経理も対応方法やフローを考えるので、変化があって楽しいです。

中山:それでいうと、経理以外の業務が入ってくることもあるのでそれがいい刺激にもなったりします。例えば、事業部側の事務作業やフォローをしたり。もちろん何でもかんでも対応するわけではないですが、「経理だからこれしかやりません」とはせず、相談内容に対して一緒に考えたり、柔軟に対応しています。

ベンチャーやスタートアップで仕事をする上での心がけ

甲田:二人は中小企業からベンチャーであるスリーシェイクに転職されましたが、ベンチャーで仕事をする上での心がけはありますか?

中山:イレギュラーを楽しめるかじゃないですかね。ベンチャーは色々整っていないことが多いですし、変化も大きいので、それに抵抗なく対応できるかかなと思います。

岩﨑:待ちの姿勢じゃ仕事は降ってこないので、攻めの姿勢を持つことですね。私は常に「どんとこい!」というスタンスです。

中山:あとは、柔軟性ですかね。イレギュラーもそうですし、経理の守備範囲外の業務が入ることもあるので、当事者意識を持って対応することかなって。

新たな取り組みと今後について

甲田:現在、経理チームで新たに取り組んでいることはありますか?

岩﨑:社内向けにインボイスや決算書の見方などの勉強会を開催しています。きっかけは、毎月の全社会で経営から数字の共有がされる時に、私たちは経理だからわかるけどそうじゃない人たちは「もうこれ何言ってるんだろう」って思う人も多いんじゃないかなって思ったんですよね。

中山:あとは、今後みんながマネジメントや事業を見るとなった時に絶対に必要になる知識だと思ったので、僕たちにできることとして勉強会をやったらいいんじゃないかって。

甲田:私も勉強会に参加しました!正直、全社会での数字はサラッと見てただけでしたが…参加後は意識して見るようになりました。最後に今後お二人が実現したいことはありますか?

中山:やっぱり上場に立ち合いたいなと思います。その為に内部統制にも取り組んでいるので、経理としてできることを最大限やって、上場を実現したいです。

岩﨑:そうですね、IPO準備で色々取り組んでいるので実現させたいですね!これは大々的には言ってないのですが、個人目標はマネジャーを目指しています。私もまだ分からないことだらけですが、これまでの知識と経験を共有し、メンバーの知識の底上げをして成長する姿を見てみたいなって思っています。

おわりに

経理チームの二人にお話を聞いて、ベンチャーの変化に対応する柔軟な姿勢や常に当事者として捉えるスタンスを知ることができました。今後の会社の成長に欠かせない存在です。ぜひ今後のスリーシェイクの成長にもご期待ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。