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【ド素人マーケ奮闘記】初めての漫画施策〜セキュリティってわかりにくいのよね〜

本記事では「ぜいじゃくせい?まーけ?はて…??」な状態から、世界に羽ばたくプロダクトSecurifyのマーケ担当になった私のアレコレを綴っています。

▼この記事を読んで欲しい人▼

  • プロダクト認知施策に困っている人

  • Xからついつい漫画を読んでしまう人

  • 漫画施策って面白そうだけど何から始めればいいの?と思った人

改めて、スリーシェイクでセキュリティツールSecurify(セキュリファイ)のマーケを担当している田島です。こんにちは。

実はこの記事の前に体験記的なものを出そうと思って「運動音痴が毎朝ランニングしたら心身に起こる変化について」検証したかったのですが、思い立った次の日から、ほら、急に寒くなったじゃないですか。3日坊主どころか1日で挫折しました。1日走った感想は生まれたての子鹿になりました。足が。

鹿

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漫画施策って面白そう

漫画、面白いですよね。
ネット漫画、つい読んでしまいます。

企業PRの漫画事例と言えば進研ゼミではないでしょうか。成績が伸びれば部活も恋も友情も受験もすべてうまくいく…そう、それはあの時進研ゼミに入ったから。というストーリーは全国の青少年少女の脳裏に刷り込まれました。

教育学習だけでなく、一見とっつきにくいプロダクトやサービスを扱っている企業にとって、漫画を通して理解してもらうことは有用なマーケティング施策です。

セキュリティで言えば、原宿駅に長年鎮座するIPA(情報処理推進機構(入社当時はビールのことだと思っていました。ド素人なんでね。))の漫画広告。
「安心してネットやスマホを楽しむための胸キュン♡ラブストーリー パスワード - もっと強くキミを守りたい - 」

とんでもなく目立ってて良いな〜と思っていました。

弊社の自慢のプロダクトSecurifyも機能リリースを重ね確実にパワーアップをしているものの、色々できちゃうがゆえにSecurifyにより叶えられる世界を一言で表すのは困難になってきました。

そこで、うちのパワー系金髪高速マネージャーを筆頭に
Securifyの漫画を作ろうおおおおおおお!と走り出したのです。

依頼先の選定

PR漫画を作りたい!と思っても何から始めればいいのかわかりません。
世の中にはマーケティング観点の漫画制作業というものがあるのですね。
私たちは下記の流れで進めていきました。

漫画家って凄い

1. はじめに
漫画でわかるSecurifyの製品説明の小冊子を作成したーい!

2. 目的

  • オフラインイベントで配布しリード獲得率の向上

  • 商談時に配布することで商材理解の促進

  • LP内に配置することで商材理解の促進

3. ターゲット
セキュリティ対策に関心を持つ企業の経営者、情報システム部門担当者

4. 訴求内容(仮)

  • Securifyの新機能ASM(Attack Surface Management)とは何か?

  • ASMの導入によるメリット

  • Securify ASM製品を導入するメリット

    • クラウドの資産管理もできること

    • 各エンドポイントのリスクのアセスメントもできる

    • 脆弱性診断機能も備えており一気通貫して対策ができることを訴求

5. 形式

  • 漫画形式

  • 読みやすく、分かりやすい文章

  • イラストや図を用いて説明

6.企画案

  1. 『セキュリティ戦隊システムレンジャー』:日々のサイバー脅威と戦い、データを守る戦隊ヒーローたちの活躍を描くコメディアクション。

  2. 『数字ナビゲーター・セキュ君』:擬人化されたセキュリティシステム「セキュ君」が、複雑なセキュリティの世界を分かりやすい数字で冒険するギャグマンガ。

  3. 『セキュア☆マジカルガールズ』:魔法少女に変身してセキュリティの大切さを伝える女の子たち。かわいさと痛快さで読者を惹きつける。

  4. 『ハッキング!防衛アイドルSI-DOLL』:アイドルながらも強力なセキュリティ診断能力を持つ少女が主役のスリリングな物語。


…至って真面目に色々と案は出たものの大人の事情というものもあり、
最終的には読みやすい漫画になりました(笑)。


以下は実際に漫画マーケティングの会社を検索し、商談を行いデータを集めた時のメモです。費用だけでなく、各社の事例も集めクオリティも調査しております。仕事っぽいぞ。

根は真面目

7. 比較

  • A社
    12P小冊子80万円
    バナー2~5万円(マンガからイラスト抜き出しか、イラスト制作ありかで変動)
    2次利用費(紙・WEB両方利用)…制作費の40%
    【所感】営業さんが元SIreの営業出身ということでSecurifyへの商材理解が深い。初回訪問でネームを作っててくれて導入やメイン、落ちのストーリーなど我々が商談で直面する課題感にぴったりでコンテンツのクオリティを担保することができそう。しかしちょい高い。

  • B社
    小冊子作成60万円
    【所感】二次利用費用がないから安い。上記の価格でLPなども掲載できる。マンガのクオリティに自信あり。めちゃコミなどでヒット作を出すマンガ家を抱える。安さとクオリティのバランスがよさそう。

  • C社
    マンガ制作費のページ単価カラー7万円、モノクロ6.5万円
    表紙制作のみ4万円、表紙(裏表紙付)6万円
    例:カラーで10ページ+表紙(裏表紙付)制作する場合
    7万円×10ページ+6万円=76万円(税別)となります。
    ※1ページ6コマ~8コマ
    ※上記は、印刷代を含んでおりません。
    【所感】やる気を感じられないし高いから見送り。

  • D社
    シナリオリッチ版(キャラ制作+カラー仕上げ+表裏イラスト込)874,500円
    シナリオ簡易版(キャラ制作+カラー仕上げ+表裏イラスト込)786,500円
    ※制作費1P6万×10P だから結構高いかも?キャラ費がいくらかかるのか

    二次利用について:ディレクション費5〜10万
    販売やグッズにするなどなければかからない
    イベント用のパネル→費用はかからないが解像度の問題があるので要相談

    納期について:

    • 取材〜ラフ案までに:10営業日程度

    • 下絵〜納品までに:10営業日程度
      1ヶ月〜1ヶ月半あればOK
      基本的にはアドビのイラストレーターのデータで納品
      キャラクター制作費がかかる可能性がある漫画動画の同時制作も可能


【所感】
どこまでやりたいかや予算によってプランは提案してくれそう
イケイケ最先端というより古き良きな感じ?安くなるなら検討余地ありかも

8.  その他

  • 小冊子は、オフラインイベント、Webサイトや展示会などで配布も可能

  • マンガは、SNSなどで拡散することも可能


この結果、初回商談の印象が良かったA社に依頼することに決めました。

内容の打ち合わせ

これがね。大変でした。

まず、この日までに最終データを納品いただかないと印刷が間に合わない締切に合わせ、スケジュールを引いていただいたのですが…
都度の確認事項がとっても多い。

自分が漫画を描く訳じゃないんですが、細かい設定や絵柄、ひいてはセリフのひとつでも、Securifyが正しく伝わるかどうか?それ以前に読みたいと思ってもらえるかどうか?実は結構こだわっていたのです。

メールでのやりとりを経て、ひとつひとつ了承を得てから次のステップへ進むので後戻りはできません。ひえぇ


そして遂に…


出来上がりました!!!!!!!!!!!!!!!!!
Securify初めての漫画が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いえーい

完成版

っっっっっっっっっぽい!!!

どうでしょう!?
12Pで今話題のASM(Attack Surface Management)について理解できます^^


継続的なセキュリティ対策を

フラグが凄い!!!!!つぐちゃん!!!これ!!
絶対なんか起こるやつ!!!!!!!!!!!!!!!!!


継田の運命や、いかに!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

気になる方はぜひ、こちらよりダウンロードください♡

自分でも気づいています。宣伝が凄いですよね。すみません。
でも、ぜひ、読んでみてほしいです!!!

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