新卒女子の親知らず奮闘記
あの日、社会人デビューとともに私の元へやってきたのは新しい環境だけではありませんでした・・・。
「この親知らず、抜いたほうがいいですね」「でもかなり大変そうなので大学病院を紹介します」そう言われたのが、私の絶望の始まりでした。
新卒で覚えることも多い中、まさかこんな戦いが待っていたとは・・・
一生に一度のこの大きな挑戦を、私、セキュリティツール「Securify(セキュリファイ)」セールス担当の菊地が奮闘記としてお届けします!🦷
奮闘記その1
親知らずとの出会い
まず、私の親知らずは上下左右4本ありましたが、そのうち下の2本は完全に歯茎に埋まった状態&水平に生えていました。
レントゲンで見せてもらいましたがびっくりするくらい本当に真横!
色々と考えましたが、骨格への影響や歳をとると骨が硬くなって抜きにくくなることもあり、抜歯を決意しました。
しかし完全真横に生えていた(泣)のと、下の2本は顎の大きな神経に近いということで、大学病院か口腔外科での抜歯をオススメされました。
ですが実は私、こう見えても血が苦手で、、、
とってもビビリなのでその時点で諦めようかとも思いましたが、なんとか勇気を持って外科的治療のできる歯医者さんにカウンセリングに行きました。
大学病院だと予約に1ヶ月くらいかかると言われ、普段は先延ばし癖があるくせに変なところでスイッチが入ってしまった私は帰りの電車ですぐにネットで予約を取りました。
今思うと、ナイス!! あの時の私!!!✨
奮闘記その2
おすすめの歯医者選び
しかしどうせ歯を抜くなら、できる限り安心安全に抜きたいですよね、、!
そんなあなたのために、実際に4本抜いた親知らずマスターの私がおすすめの歯医者の選び方を伝授いたします!!
以下の3つの項目は最低でもチェックすることをオススメします。
・無料で相談ができること
・口腔外科専門医師が在籍していること
・ホームページなどに症例が多く載っていること
これらを加味して色々回った結果、ついに私は新宿駅の近くの歯医者さんで抜歯を決意しました!
(最終的には駅近&クレジット決済ができるのが大きかった、笑)
しかし、こんなに書いておいて言いにくいのですが、正直真っ直ぐ生えていて抜きやすい歯なら近くの歯医者さんでも問題ないと思います。
実際に私もかかりつけ医に相談し、左上の歯はなんと即日1分で抜けました。
奮闘記その3
抜歯中の様子
いよいよ抜歯の日を迎えますが、これまでに抜いたことがない方、スムーズに抜けた方はこんな難しい症例の実際の様子が気になるでしょう!!
私がお答えします。
抜歯にあたっては、まず綿のようなもので表面麻酔を行います。その後注射針で本格的な麻酔を行いますが、正直ここが結構痛い…。
抜くところがピークだと思っていた私は、急な痛みに冷や汗💧が止まりませんでした(笑)
そしてその後麻酔が効き始めると歯茎の切開が始まり、歯を取り出す流れに入ります。
私の場合はさらに歯をドリルで砕いて小さくして取り出す、という耳を疑う手法が使われました。かなり大変な抜歯だったらしく、先生のテンションがどんどん上がっていくのがわかりました。(超絶怖かった)
それでも施術中の痛みは一切なく、「バキッッ」という大きな音で完全に抜けたことを実感しました。
嫌なことは詰め込んで一気に解決したい派の私のスケジュールは以下の通りかなりタイトなものでしたが、当たり前ですが皆さんには余裕を持ったスケジュールをオススメいたします!🗓️
近くの歯医者で左上→1ヶ月後に左下→さらに2週間後に右側2本
という感じで、下の歯は切開をしたのでそれぞれ1週間後に経過観察と抜糸を行いました。
奮闘記その4
抜歯後の生活
ようやく無事に歯が抜けました。
しかし、親知らずの怖いところはここからです。
実際どれくらい痛いの?腫れるの?と気になる方も多いと思います。
時間はかかりましたが意外にも痛みもほぼなく抜歯が終わり浮かれていた私は、1時間後に全く口が動かせなくなるほどの痛みに襲われることになるとは思ってもいませんでした、、
(薬を飲んでもすぐには効かないので、ただひたすら神に祈っていました。)
後に調べてみると、特に切開したりした場合には痛み止めが切れないよう早めに飲む必要があったみたいです。次回、右側を抜くときには絶対に計算して飲んでやろうと決心した私でした。
とか言いつつ、色々と学ばない私はこのあと「初抜歯祝い」でお寿司を食べに行って大後悔するのでした🍣
ちなみに腫れ具合はというと、翌日〜3日目まではこのくらい腫れました!!
恥ずかしいけど頑張った証として公開します(笑)
奮闘記その5
抜歯ライフをうまく乗り切るコツ
抜いてしまったものは仕方がない、とにかくいかに早く回復ができるかが大切ですよね。
ご安心ください。私がお教えいたします!!
とは言っても、こんな当たり前のことを言うつもりはありません。
・こまめに薬を飲む
・患部を冷やす
・硬いものを食べない
なぜなら私は最強の回復方法に出会ったからです!
それがこちら↓
細長いタオルなどで顔を少し圧迫するように縛ると・・・あら不思議!
先ほどまでの痛みを100とすると43くらいにはなります!
決して人様の前には出られませんが、それと引き換えに超回復ができます。
そう、私は学んだのです。
人生とは、何かを得るために何かを捨てるの連続なのだと!!!!!!!
奮闘記その6
親知らずの抜歯を経験してみた感想
かっこよく決めたのでここで終わりにしても良かったのですが、せっかくの私の数少ない武勇伝ですので感想にもお付き合いくださいませ。
全体を通して「地味に」大変だったことといえば、この3つです。
・飲み物を飲むこと
→ストローでも慎重に飲まないと溢れる。恥ずかしい。
・クレンジング
→単純に痛い。スキンケアも同様。
・抜糸後のうがい、歯磨き
→歯があった所に穴が空いているので、特に気をつけなければいけない。
※ドライソケットの可能性があるのでやりすぎは厳禁
面倒くさがり屋の私にはどれも辛かった、、!
でも、もちろん良かったこともたくさんあります!!
・奥歯の違和感がなくなった
・この先親知らずトラブルの不安がゼロになった
・商談時の話のネタになった
全体を通して振り返ると、抜歯して良かったと心から思っています!!
ですが、そもそもたくさんの進化を遂げてきた人間からなぜ未だに必要のない歯がなぜ生えてくるのか?
気になって調べてみると面白い説があったので最後に番外編として書いてみます。
番外編
その説とは、「親知らず」が200年後には死語になる、というものです。
そもそも親知らずは食生活の変化によって縄文時代と弥生時代以降で必要性が大きく変化しており、今後も必要性が高まることはないのだそうです。
現在も親知らずがない人は20%ほどいるとされていますが、約200年後には親知らずが生えない人がさらに増えるのでは?という面白い説です。
これが進化にあたるのか退化にあたるのかは難しいお話になりますが、もし次も人間に生まれ変わったら親知らずが生えない人生も歩んでみたい、とぼんやり思う私でした💭
最後に
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
社会人1年目ということもあり日々新しいことに挑戦&成長中でございます!
まだまだ書きたいこともたくさんありますので、時間を見つけてまた書いてみたいと思います!
それでは寒くなってきましたので皆さん体調にはお気をつけて!⛄️
これから親知らずを抜く方はぜひ頑張ってくださいね!!